【独自】生後4カ月の男児は頭部にもダメージ 岡山・倉敷 息子傷害で容疑の父、逮捕前は虐待否定
生後4カ月の息子の顔を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで父親の無職の男(21)=岡山県倉敷市=が逮捕された事件で、息子の頭部にも何らかのダメージがあったことが14日、関係者への取材で分かった。息子の体には複数のあざに加えて骨折も確認され、岡山県警は容疑者が日常的に虐待していた可能性を視野に調べる。 一方、県倉敷児童相談所の逮捕前の聞き取りに対しては、容疑者は「息子の頭のけがは事故が原因であって、自分は虐待していない」との趣旨の説明をしているという。県警は息子がけがを負った経緯など慎重に捜査を進めている。 県警によると、容疑者は9月4日から5日の間、自宅で息子の右頬を素手で1回殴り、10日間の皮下出血のけがを負わせたとして12日に逮捕された。「泣きやまなかったことに腹が立って暴力を振るった」と容疑を認めている。 県警は14日、傷害の疑いで容疑者を送検した。