長崎県内で、SNSを使った投資やBTSを騙った詐欺事件相次ぐ
長崎県内でSNSを利用し、投資等を騙って金をだまし取られる詐欺被害が相次いでいます。 このうち、県内の40代の男性はマッチングアプリで知り合った「ノグチマリコ」と名乗る人物からあわせておよそ183万円をだまし取られました。 男性は、LINEでのやり取りを通し、今年8月から11月25日の間に投資や現金を引き出す名目で7回にわたって指定された口座に金を振り込みおよそ183万円をだまし取られました。 また、佐世保市の60代の女性はBTSのメンバー「キムテヒョン」さんを騙る人物とのやり取りで現金58万円をだまし取られる被害に遭いました。 女性にはTiktokやLINEで「軍隊に所属しているため兵役を終えるまではブランドのスポンサー料を受け取ることができない」「私の代わりにスポンサー料を受け取り東京の不動産を買ってほしい」などとメッセージが送られてきました。 女性は、これらの受け取りを了承し、配達員を名乗る人物とのやり取りで「荷物が日本の国境警備局で止められ証明書料を支払う必要がある」などと言われ、11月20日から25日の間に4回にわたり現金58万円を指定された口座に振り込みだまし取られました。 長崎県警では、SNSを利用した詐欺が全国的にも急増しているとして、面識のない人から金銭を要求されても送金しないことやSNS広告を通じた投資話には注意するよう呼びかけています。
テレビ長崎