くふうハヤテ戦に先発した高橋礼（撮影・小島　和之）

　◆ファーム交流戦　くふうハヤテ―巨人（１１日・静岡） 　巨人の高橋礼投手が、くふうハヤテとのファーム交流戦に先発。５回を投げて９安打２失点、３奪三振で交代した。 　５月３１日の２軍降格後初先発。初回、２回は安打を許しながら無失点に封じたが、６点リードの３回に２死三塁から仲村に中前適時打を浴びて失点。４回には２死一、二塁からＢ・バスケスに中前適時打を許して２点目を失った。５回は１死二塁とされたが後続を打ち取って交代となった。 　試合後、桑田２軍監督は「左打者に対しての課題は山積み。抑え方はもっと研究すべきだと思います」と指摘。この日の投球については「いいボールを投げようとしすぎて、ピッチングを難しく考えてるのかな、と。今日初めて（試合での投球を）見たので、まだピッチングについて全然話していない。もっと割り切ったピッチングの仕方っていうのを、これから時間をかけて話していこうかなと思います」と語った。 　右腕は５月３０日のソフトバンク戦（東京ドーム）に先発。古巣相手の登板だったが、２回に投手への四球も絡んで一挙４失点。５回にも１点を失うと、その裏に代打を送られて３回８安打５失点で降板となり、翌３１日に出場選手登録を抹消されていた。