トリンドル玲奈

　モデルのトリンドル玲奈（32）が26日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。職員へのパワハラやセクハラが認定された愛知県東郷町の井俣憲治町長（57）が25日、町議会の全員協議会で、辞職願を24日に議長へ提出したと明らかにしたことに言及した。 　町の第三者委員会は、当事者への聞き取りを踏まえ、「死ね」など問題のある発言や、女性職員が入った着ぐるみと確認してから抱きつくなどセクハラ行為が複数あったと認定。報告書をまとめ4月22日に町に提出した。井俣氏は第三者委の結論を踏まえて進退を判断するとしていた。 　井俣氏は、25日の記者会見で「ハラスメントへの理解が欠け不勉強だった。多くの職員、町民に不快な思いをさせ、おわび申し上げる」と述べた。また、「ハラスメントという言葉を使うことで、萎縮しすぎる環境をつくらないことの大切さをどう担保していくか。ハラスメントという言葉の乱用をどう防いでいくか」「ハラスメントを抑止するためには、ハラスメントという言葉をいたずらに使うことも一方で抑止する必要がある」との持論も展開した。 　井俣氏は、議会の同意が得られれば、5月2日付で辞職する。 　トリンドルは、井俣氏の記者会見での発言に「単純にちょっと気持ち悪いなって思いましたし、町長の立場を利用してそういうことをやっていたのかなと思うと、本当によくないなと思います」と指摘。 　また、女性職員らに対する複数のセクハラが認定された岐阜県池田町の岡崎和夫町長（76）が25日に町議会議長に辞職願を提出したことにも触れ、「2人、同時期に辞職されるってなった時に全国でもまじめに町長を立派にやられている方々がたくさんいると思うので、そういう方たちもいるのでね、やっぱりなんだかなぁって思っちゃいますね」とコメントした。