笑顔が可愛い20歳の新人ガールズレーサーが得意バンクで初勝利狙う「勝ち上がり戦か決勝で決めたい!」/立川競輪
9日から立川競輪場で「スポーツニッポン杯(F2)」が行われる。6Rのガールズ予選1に出走する宇野紅音(20歳・岐阜=124期)に話を聞いた。 養成所成績は第4位。上位での卒業となったが、デビューしてから勝利は未だなし。本格デビュー後は最終日の敗者戦(一般戦)も勝ち切れない状態だ。当の本人に「最終日に決勝進んで7着と敗者戦回りで初勝利を挙げる、どちらがいいの?」と質すと「敗者戦での勝利は絶対に嫌。初勝利は勝ち上がり戦か決勝でしたいです」ときっぱり言い放った。 ちなみに昨年10月の前橋から目下9連続で優出を決めている! 「位置取りを重視したりして2着3着は取れるようになってきた。最近は欲が出てきて自力でもやるようになってきた」 とはいえ前々回の1月岐阜、2月松山は共に決勝7着。 「岐阜の決勝は相手が揃って強かったので7着は当たり前かなと。前回の松山は体調が悪くって…。その時に今回の立川の追加を受けました。中2日なのでそこまで良くはなっていないけど、初勝利を目指して初日から頑張ります」 笑顔が似合う20歳。前回の立川決勝(昨年12月)では地元の板根茜弥にゴール前差されて準優勝だったが「最終バックから捲って2着だったので立川は相性良いかも」と得意バンクで初勝利を狙う。(アオケイ・本田記者)