旧門司駅遺構 全面保存+公共施設個別建て替えで最大550億円 一部保存+複合公共施設建設で最大250億円 市が試算
RKB毎日放送
複合公共施設の建設予定地で見つかった旧門司駅遺構の保存問題です。 遺構を全面保存して公共施設を個別で建て替えた場合は、最大550億円、遺構を一部保存して複合公共施設を建設した場合は、最大250億円かかると北九州市が試算していることが分かりました。 【写真で見る】複合公共施設の建設予定地で見つかった旧門司駅遺構 北九州市 ■門司港地域の複合公共施設建設費が78億円→約122億円に 関係者によりますと門司港地域の複合公共施設は現在の計画で建設する場合、当初78億円とされていた建設費が資材費の高騰などで約122億円になる見通しです。 ■建設予定地から「旧門司駅遺構」全面保存求める声も 建設予定地から見つかった旧門司駅の遺構について、市は追加の発掘調査を行ったうえで記録保存し、今年度中に工事に取りかかる計画を示していますが、全面保存を求める声もあがっています。 ■北九州市が試算「全面保存+公共施設個別建て替え」→最大550億円・「一部保存+複合公共施設建設」→最大250億円 複合公共施設を建設せず個別に建て替えたうえで、旧門司駅の遺構を全面保存した場合、建設工事費は300~550億円かかるということです。 また、現地で遺構を一部保存したうえで複合公共施設を建設した場合、費用は、200~250億円になるとしています。 旧門司駅の遺構について北九州市は今月29日に住民説明会を開催します。
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