片男波・白良浜に次いで田辺の扇ヶ浜でも水上オートバイ規制へ/和歌山県
水上オートバイと遊泳者の衝突事故を防ぐため、条例を施行して規制を行っている和歌山県は、7月15日から、田辺市の扇ヶ浜海水浴場でも水上オートバイの乗り入れや航行を規制します。 県によりますと、規制水域となるのは扇ヶ浜海水浴場の南北およそ450m、浜から最大250m沖合の範囲です。 この水域内では15日から水上オートバイの乗り入れや航行が禁止され、違反した場合は5万円以下の過料が科される場合があります。 県・港湾空港振興課では「誰もが安心で安全な水域利用ができるよう、必要に応じて遊泳者と水上オートバイとの棲み分けを図り、地域全体で円滑な水域利用を実現したい」と話していて、県のウェブサイトにも掲載しています。 県の条例に基づいて水上オートバイの規制水域が設定されるのは、和歌山市の片男波、白浜町の白良浜に続いて、扇ヶ浜が3カ所目となります。