「恥ずかしくて好きな男の子にチョコを渡せず号泣」スイーツ大好き木村沙織のバレンタインデー秘話「大人の男の人は手作りチョコってうれしいものですか?」
みんなのバレンタイン#6《前編》
バレーボール元日本代表の木村沙織さん。家族で運営するカフェでは自ら毎日焼き菓子を焼いていたほどスイーツが大好きな彼女に、バレンタインデーやチョコレートにまつわる思い出をきいてみた。「試合前にチョコを食べたら…」「冷蔵庫を通るたびに一粒ずつつまんで…」など、並々ならぬチョコレート愛が明らかに! 【写真】チョコをほおばる木村沙織さん
気になる男の子にチョコを渡せなくて号泣
──木村さんのバレンタインデーの思い出を教えてください。 (木村沙織、以下同)小学校のとき、母とチョコレートを作って、気になる男の子に渡しに行ったけど、恥ずかしくて帰ってきちゃったことがあります。帰宅後に「せっかく作ってラッピングもがんばったのに~」って号泣して(笑)。 他にもその男の子にチョコレートを渡しているクラスメイトがたくさんいたのを知っていたから、「私も渡したら好きってみんなにバレちゃう」みたいな恥ずかしい気持ちが勝ってしまい…。結局その後、母と一緒にその男の子に渡しに行きました。彼は不在でその子の母親に渡したので、間接的に思いは通じたかも(笑)。 ──かわいい思い出! 大人になってからはどうですか? 中学と高校は女子校で、仲のいい友達同士でお菓子を交換していました。選手時代は、チームメイトとチョコチップクッキーを作って食べたり。 ──友達とのバレンタインデーも楽しそうですね。夫の日高裕次郎さんとは、どんなバレンタインデーを過ごしたことがありますか? 現役時代にトルコのチームに所属していたとき、ちょうど夫もトルコにきていたことがあって、チョコレートケーキを作ってプレゼントしました。混ぜて冷やすだけでできる簡単なレシピを探して、ジャムでお皿にメッセージを書いて。でもあまり美味しくなくて。夫の反応もイマイチ(笑)。 「よし、カフェに行こう」って口直しをしに出かけしました。 ちなみに、トルコにはいろいろな種類のスイーツがたくさんあって、有名なバクラヴァ(ピスタチオなどを使った伝統的な焼き菓子)をはじめ、どれも甘すぎるくらい甘いんです。でも、慣れって怖いですね。トルコから帰国する頃には大好きになっていて、バニラアイスと一緒に食べていました(笑)。 ──木村さんのスイーツ愛を表すエピソードですね(笑)。旦那さまもスイーツが好きなんですか? 夫も好きです。特に〈ガトーフェスタ ハラダ〉のラスクが大好物。その中でもホワイトチョコレートがかかっている「グーテ・デ・ロワ ホワイトチョコレート」がいちばんで。昔、「チョコよりハラダのラスクのほうがうれしい」と言われて、よく買いにいっていました(笑)。