ヤクルト・村上宗隆の母校恩師で彦根総合高・坂井宏安総監督、通算200本塁打に「一流のプロ野球選手の仲間になった」
(セ・リーグ、ヤクルト2-0広島、6回戦、広島4勝2敗、15日、松山)思い出の地で偉業を成し遂げた。ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が八回2死で放った右中間席への9号ソロは、史上115人目の通算200本塁打。スタンドインを確信する〝確信歩き〟を見せ、一塁側ベンチを向いてほえた。 村上の九州学院高時代の恩師で、滋賀・彦根総合高の坂井宏安・学校長兼野球部総監督は「大したもの。今年は守備も安定してきて、やっと一流のプロ野球選手の仲間になったんじゃないか」と喜びの声を上げた。今年1月。熊本県の自宅を村上が訪れた際には「WBCにも出て、自覚や責任がもっと大事になってくるよ」と伝えた。初めて会った中学3年時の姿を思い出し「ユニホームがすごく似合う子だった。当時から人の話を聞ける子で、吸収しようというどん欲さがあった」と振り返った。