城を背景「雪吊り」の景色楽しんで 鶴ヶ城公園で冬支度 県内20地点で今季一番の寒さ 福島
放射冷却の影響で、26日、福島市の最低気温は今シーズン最低の0.2℃。初霜を観測しました。車のフロントガラスもうっすらと凍り、初氷も観測。いずれも観測時期は去年と同じで、平年より初霜は14日遅く、初氷は9日遅い観測です。 会津若松市でも今シーズン最低のー1.9℃を記録。県内20の観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなり、12月中旬から下旬並みとなったところが多くなりました。 佐々木夢夏アナウンサー「午前10時の会津若松市です。手元の気温計は3.9℃を示しています。風はほとんどありませんが、冷たい空気が肌を突き刺し、日なたでも手がかじかみます」 会津若松市の鶴ヶ城公園では、厚手の上着を羽織ったり、マフラーを巻いたりして散策する観光客の姿が見られました。 埼玉からの観光客「(埼玉より)5℃くらい寒い。違いますね」 愛知からの観光客「(今朝)ホテルのカーテンを開けたら結露していたので、だいぶ外は冷えたんだなと思いました」 こうした中、26日から始まったのが、雪の重みから枝を守る「雪吊り」の作業です。26日は、7人のスタッフが樹齢60年を越えるアカマツやクロマツなどに、縄を結びつけていました。 会津若松観光ビューロー・鈴木俊一さん「お城を背景にした雪吊りは、他のお城では見られるところが少ないので、ぜひともその景色を見ていっていただきたい」 作業はこのあと1週間ほど続き、園内にある64本の木が冬支度を整えます。
テレビユー福島