自宅で暴れた男性を警察官が6人がかりで手錠・うつ伏せ状態に 男性はその後死亡 死因は外傷性窒息か
26日夕方、警察が保護した30代の男性が意識を失いその後、搬送先の病院で死亡した事案で、警察は死因が胸や腹部を圧迫されたことによる外傷性窒息の疑いがあると明らかにしました。 死亡したのは警察に保護された金沢市内に住む30代の男性で、26日午後、男性の家族から相談を受けて、警察官2人が男性の自宅に向かったところ、男性が激しく抵抗し、警察官に襲いかかってきたということです。 警察によりますと、手錠を使用した上で警察官6人がかりで男性をうつ伏せにしたところ、その後、意識を失いました。男性は、警察が要請した救急車で病院に運ばれましたが、およそ1時間20分後に死亡が確認されました。 警察は司法解剖を行った結果、男性の死因について、胸や腹部を圧迫されたことにより呼吸や血流が阻害される外傷性窒息の疑いがあるとして、当時の警察官の対応との因果関係を調べています。
北陸放送