SKE48井上瑠夏「私も何か爪痕を」 故郷・熊本で撮影した初のソロ写真集が13日に発売「ようやくファンの方に届く」
アイドルグループ「SKE48」チームSの井上瑠夏(23)が自身初、グループ8期生としても一番乗りとなるソロ写真集「僕から先に言わせてくれ」(扶桑社)を13日に発売する。名古屋で成長し、故郷の熊本で撮影に臨んだ井上が本紙の取材に応じた。 撮影でも着用した深緑のレーシーなワンピース姿の井上は「やっと発売するんだ」とホッとした表情を浮かべた。写真集発売の発表は6月。「ようやく秘めていたものがファンの方に全部届く」と胸を高ぶらせた。 テーマは「名古屋で成長した私が熊本に帰って、幼なじみの君と少しの時間を過ごす」。オール熊本ロケで行われ、出身小学校でもポージングを決めた。自身が在籍した教室のイスに座り「自分ってこんなに小さかったんだ」と当時に思いをはせ、黒板には卒業時に担任教師から贈られた「なりたい自分になれる」という言葉を書いた。 写真集ではランジェリーショットにも挑戦。「決まった時はポカンとしたけど、徐々に行きたい場所、着たい衣装とかが浮かんできた。全部こだわりを持って臨めた」。もともと写真集を見ることが好きで、「女優さんや先輩アイドルの写真集が家にたくさんあります。そこに、もうすぐ自分が並ぶのは夢みたい」。
ファンに届けるのは、素の姿。体を絞るためにしたことは“タピオカ断ち”とマッサージだけで、普段はメークで隠すというそばかすも披露。「私の飾ってない一面。やりたかったシーンをかなえてもらった」 念願のソロ写真集発売を経て、夢は広がる。「グループで熊本に行って、こんな熱いグループがあって、そこに私がいるって知ってほしい」とグループとしての熊本公演を切望する。8期生は現在8人。「8年過ごして、先輩も卒業していく中で、私も何か爪痕を残したい。この写真集をきっかけに、もっともっと“先輩”として、背中で語れる人になっていきたい」と目を輝かせた。
中日スポーツ