月の電気料金1400円 ガスは450円負担軽減へ 岸田総理「酷暑乗り切り緊急支援」 気象庁は3か月予報を発表「例年に比べかなりの高温となるリスクが高い」【news23】
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まだ6月ですが昼夜を問わず熱中症に注意が必要です。こうした中、政府は電気代を一般家庭で月1400円負担を減らす方向で調整に入りました。 ■気象庁3か月予報「かなりの高温になるリスク」 25日の夕方、東京・江戸川区で見守り活動を行うボランティア・伊久美さん。 江戸川みまもり隊 伊久美明さん 「だいぶん暑くなりましたね。きょうは特にベタベタでしたよ、汗」 地域の人との話題は、やはり「暑さ」について。訪れた設楽さん夫妻の部屋にエアコンはありますが、ついていません。 設楽烈さん(89) 「扇風機は各部屋にあるけど、向こうが道路なので結構風が入ってくる。こっちも(窓)開けますので」 設楽さんの妻 (82) 「水分とらないといけないから、カルピス飲んだりお水も飲んだりはしています」 気温が上昇する中、伊久美さんは… 江戸川みまもり隊 伊久美明さん 「意外とお年寄りの人って、水分の補給が若い人みたいにガバガバ飲みませんので。(水分とるよう)アドバイスさせていただいてる」 25日、東京都心は31.8度を記録、真夏日となりました。東京消防庁によると、都内では25日、7歳から93歳までの男女あわせて34人が熱中症の疑いで救急搬送されました。 熱中症への警戒が高まる中、気象庁は7月からの3か月予報を発表。「例年に比べ、かなりの高温となるリスクが高い」といいます。 ■電気代「月額1400円」負担軽減へ ガス代は月額450円減 「十分な熱中症対策を」、と呼びかける中… 岸田総理(21日の会見) 「酷暑乗り切り緊急支援として、3か月について電気・ガス料金 補助をおこないます」 21日、突如、電気やガス代の補助を再開すると表明した岸田総理。標準世帯で電気代はひと月約1400円、ガス代は約450円、負担を減らす方向で調整に入りました。 ただ、補助の再開は8月から。“酷暑乗り切り”ということですが、7月は補助されません。 30代製造業 2人暮らし 「物価が上がるなど、色々あるからその中で1個そういうのがあるのはありがたいのかなとは思います」 40代会社員 3人家族 「選挙もありますし、そういうことなのかなって。自分(岸田総理)のイメージアップなのかなって単純に思っちゃいましたけど」 21日、岸田総理は、こう強調していました。 岸田総理(21日の会見) 「最も即効性のエネルギー補助を今回に限って講じることといたしました」
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