朝霞放火殺人事件 33歳男に懲役23年 判決/埼玉県
おととし5月、朝霞市で内装工事会社の男性社長に暴行を加えた上で放火し、殺害した罪などに問われている33歳の男について、さいたま地裁は7日、懲役23年の判決を言い渡しました。 殺人や現住建造物等放火などの罪に問われているのは、茨城県鹿嶋市の無職、大西寿貴被告(33)です。 大西被告はおととし5月、朝霞市上内間木にある内装工事会社「長葭内装」で菊地渉被告(39)とともに社長の長葭良さん(当時43)の頭をバールで複数回殴ったうえで放火し、殺害した罪などに問われています。 7日の判決で、さいたま地裁の金子大作裁判長は、事件の前日に菊地被告からLINEで事前に犯行の流れを共有されていたことから、「計画性が低いとは言えない」と指摘しました。 その上で、「大西被告が積極的に遂行したわけではないものの不可欠で重要な役割を果たした」などとして、懲役24年の求刑に対し、懲役23年の判決を言い渡しました。
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