ひ孫にうがいの仕方を根気よく教える102歳のおばあちゃん 2人の様子に「微笑ましい」「素敵」の声 2人の関係について母親に聞いた
おじいちゃんやおばあちゃんにとって、孫やひ孫は可愛いもの。一緒に過ごすことで元気をもらっているという人もいるかもしれませんね。 【写真5枚】うがいで吐き出す位置を教えるおばあちゃん(@konakona246さんより提供) @konakona246さんは、Instagramで102歳のおばあちゃんとダウン症があり重度知的障害の息子さんの様子を投稿しています。 今回投稿されたのは、おばあちゃんが息子さんにうがいのしかたを教えている様子です。こちらの投稿には「癒される」「素敵」「素晴らしい」などの声が寄せられています。 このときの様子について、konakona246さんに話を聞きました。
根気強く教えるおばあちゃん
おばあちゃんからみて息子さんはひ孫の関係。息子さんはおばあちゃんのことが大好きで「おばぁ~ちゃん」と声をかけてハグを求め、常にそばにいたがるそうです。 おばあちゃんも毎日関わってくる息子さんに疲れているときもあるものの、自分を慕ってくる息子さんが可愛いようで、姿が見えないと気にしているのだとか。 そんな息子さんはうがいがうまくできず、おばあちゃんはよく声をかけているのだそうです。 このときも、うがいで吐き出す位置について教えていたおばあちゃん。 おばあちゃんは、吐き出す位置を指さしながら優しく教えています。息子さんも、大好きなおばあちゃんの教えることをよく聞き、一生懸命に練習している様子。 おばあちゃんは手本を見せたり、声をかけたりしながら根気強く教えていました。 隣で声をかけるとうまくできることがあるという息子さんですが、ただ見守るだけだとなかなか難しいようです。 おばあちゃんは、うがい以外でも「言葉」について息子さんに根気強く教えているようです。 「寝るまえ」というところを「寝るまい」と言ってしまう息子さん。 おばあちゃんは「“まい”じゃなくて“まえ”だよ。言ってみやー」と何度も教えてくれているのだそうです。そのおかげで、最近は「寝るまえ」と言うようになってきたという息子さん。 おばあちゃんの教えがしっかり身に付いているようですね。 おばあちゃんは、息子さんができるようになった姿をみると「そうそう、偉いな」と言って嬉しそうなのだとか。「おばあちゃんができることはこれくらいしかない」と話しているのだそうです。 そんな2人の様子を見たkonakona246さんは「息子にとっておばあちゃんは甘えることができて素直になれる大好きな人。また、おばあちゃんにとっては息子との関わりが刺激のある生活になり生き甲斐のようにみえることもあります。それが認知症予防にもなっていると感じているので、2人のコミュニケーションを邪魔しないでいたいと思っています」と話していました。 また、投稿に寄せられたコメントに対して「あたたかいコメントが多いので、おばあちゃんと息子のことをみてもらえてよかったと思います」と話すkonakona246さん。 今後もSNSを通じ、おばあちゃんの元気な姿や息子さんとの関わりを発信していくとのことです。 おばあちゃんと息子さんとのやりとりに癒されるという人も多いようです。これからもおばあちゃんと息子さんの和やかなやりとりが楽しみですね。
ほ・とせなNEWS編集部