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豊田自動織機は、代表取締役会長と代表取締役副会長が退任しトヨタ自動車の元副社長の寺師茂樹氏が代表取締役会長に就任する人事を発表しました。 29日、豊田自動織機は取締役会を開き、トヨタ自動車元副社長の寺師茂樹氏が代表権のある会長に就く人事を発表しました。6月開催予定の定時株主総会と取締役会を経て、正式に決定するということです。 寺師氏は、69歳で、1980年に当時のトヨタ自動車工業に入社。自動車開発のチーフエンジニアや専務役員を経て2015年にトヨタ自動車の副会長に就任し現在は、エグゼクティブフェローです。 代表取締役会長の豊田鐵郎氏と代表取締役副会長の大西朗氏は、退任する予定です。エンジンの性能試験による不正問題を受けて事実上の引責辞任とみられています。