【修斗】ブラジルで挑戦者・田村ヒビキと王者・ペルペトゥオがともに計量パス! 修斗世界王座を日本奪還なるか=11.23『Shooto Brasil』
2023年11月23日(日本時間24日)ブラジル・リオデジャネイロのアッパーアリーナにて開催される『Shooto Brasil 120』(UFC Fight Pass配信)の前日計量が22日(同23日)同地にて行われ、「修斗世界ウェルター級選手権試合」(5分5R)の両者が計量をパスした。 【写真】桜井マッハ速人、青木真也らが巻いた修斗のベルトを日本に戻せるか 修斗世界ウェルター級王者のエルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル/ノヴァウニオン)は77.0kg、挑戦者で現環太平洋ウェルター級王者で世界同級1位の田村ヒビキ(日本/カルペディム福岡)が76.9kgでパス。 ▼修斗世界ウェルター級チャンピオンシップ 5分5R エルナニ・ペルペトゥオ(王者・ブラジル/ノヴァウニオン)77.0kg 田村 ヒビキ(挑戦者・同級世界1位・日本/カルペディエム福岡)76.9kg 海外で修斗の世界タイトルマッチが行われるのは、2010年8月以来13年ぶり。リオでの公開計量では、両者のフェイスオフで「Uh vai morrer!」(やってしまえ!)の大合唱が起きるなど、田村にとっては早くもアウェーの洗礼を受けた形だ。 2022年5月の修斗TORAOでのソーキとの再戦で環太平洋のベルトを巻いた田村は、同年10月の「RIZIN.39」で阿部大治に判定負けして以来の試合となる。MMA16勝14敗9分。 田村が挑戦する王者ペルペトゥオは、MMA20勝9敗。ノヴァ・ウニオン所属で、ルイス・“ベイサォン”・ハモスが返上した修斗世界ウェルター級王座を、2013年8月にトミー・デプレットと争い、5R判定勝ちで戴冠。その後、UFCに転じ2敗でリリースも、リリース後は3勝4敗。黒星はONE Championship、PFC等のアウェイで喫し、3勝はいずれも修斗ブラジルでの試合。ホームで負けない強さを見せている。 2023年2月の前戦では、同門のジョゼ・アルドとともに「修斗ブラジル・ボクシング」に出場。イルデマール・アルカンタラを2R KOに下している。 修斗ブラジルのホームであるリオのアッパーアリーナは、客席との距離も非常に近く、田村にとっては、完全アウェイの地で、自身のMMAの集大成をぶつける「5R」の王座戦となる。 かつて桜井マッハ速人やアンデウソン・シウバ、ジェイク・シールズ、青木真也らの腰に巻かれた修斗世界ウェルター級のベルトを、田村は日本に取り戻すことが出来るか。 なお、コ・メインでは、SBCフェザー級王座戦で5連勝中のアントニオ・ジュニア・モンテイロ(ノヴァウニオン)と3連勝中のルーカス・タヴァレス(ノルデステ柔術)が対戦。いずれもUFC Fight Passで配信される。