水原一平氏「手記」「映画化」の成功で「3億円以上の収入」も可能 これで大谷翔平に弁済できるか
「大谷への賠償に充てることもできる」
先のジャーナリストが言う。 「水原氏は当初、ESPNのインタビューの中で、大谷に賭博の借金支払いを肩代わりしてもらったと打ち明けた上で、『(大谷には)返済すると伝えた』と答えていました。そうした内容をすべてひっくり返してしまったため、今となっては本人の意図は不明ですが、もし彼が、いかにして裏社会の接近を許し、最終的にからめ捕られてしまうに至ったのかという一連の経緯を明かすことがあれば、それは教訓として生かせ、公共の利益に資することにつながります」 合わせて、自らの反省の意を示すためにも、 「裁判とは別に何らかの形で真相を公にすることは重要でしょう。回顧録が反響を呼んで膨大な契約金や印税を手にし、さらには映像化にこぎ着けられれば、完済には至らないまでも大谷への賠償に充てることもできます」 アメリカでは過去、証券詐欺などの罪に問われた株式ブローカーのジョーダン・ベルフォート氏が、回想録や映画化(「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)の権利で200万ドル(現在のレートで3億円超)以上を得たという事例もあるという。水原氏の場合、これでも使い込んだ金額には届かないのだが、注目度は極めて高い。それだけに大金を手に入れる手段として有効なのは間違いない。 水原氏は“元相棒”への弁済を実現させ、誠意を見せることができるだろうか――。4月11日発売の「週刊新潮」では、水原氏に残された逆転の一手について、詳しく報じる。 「週刊新潮」2024年4月18日号 掲載
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