ミルクボーイ「地元」で優勝報告 今年の目標「五輪開会式で漫才やりたい」
ミルクボーイ「地元」で優勝報告 今年の目標は「五輪で漫才やりたい」
昨年12月22日の「M-1グランプリ2019」で初優勝した駒場孝と内海崇の漫才コンビ「ミルクボーイ」が10日午後、自らが「住みます芸人」を務める大阪市天王寺区役所へ優勝報告に訪れた。報告後の会見では内海が「家からいつもの衣装でココへ来たけど、誰にも気づかれなかった」と話し会場は笑いに包まれた。また、駒場は「今年の目標はオリンピックで漫才をやりたい」と話し、地元を盛り上げた。 【ノーカット】天王寺区役所でミルクボーイが「もなかをいただきましたー」と笑顔で話した
天王寺区住みます芸人として活動してきたミルクボーイ
同区によると、住みます芸人は市民サービスの向上と地域の一層の活性化を図ることを目的とし、大阪市と吉本興業が2017年11月に包括連携協定を締結。大阪市内各区に「住みます芸人」を配置し、ミルクボーイは天王寺区住みます芸人として活動している。 実際に、これまでにミルクボーイは天王寺区の区民まつりなどでネタを披露するなど精力的に活動しており、今回はチャンピオンになって初訪問となり、西山忠邦区長から花束や、地元菓子店の「もなか」も贈呈され、内海はネタで行う「いただきましたー」を披露しながら受け取っていた。 駒場と内海は「上半身裸になって、駒場が人を乗せて腕立て伏せをした」など、住みます芸人として活動した思い出を語った。内海は、忙しい中でも天王寺区に帰っていることを明かしたが「まだ、顔をさされてない。きょうも衣装でココへ来ましたけど、みんな素通りしてました。けど、色々気にしながらやってます。鼻もほじれない」と笑顔で話した。
今年の目標「五輪の開会式で漫才したい」
また、報道陣からは今年の目標を聞かれ、駒場が「今年は東京オリンピックがあるので、開会式で漫才がしたい。プラカードに『MANZAI』って持って入場したい。交通整理でもなにかにかかわらせてもらいたい」と話した。 それに対し内海が「紅白にも出させてもらって、オリンピックも味わえることがないので、イベントに間に合ったというか、色々やらせてもらいたい。2年連続の紅白も。けど、漫才頑張ります」と力強く話していた。
念願の天王寺区でのパレードは?
昨年のM-1優勝後の大阪凱旋ライブの際の会見では「天王寺区でパレードがしたい」という希望を話していたミルクボーイ。その点についても記者から質問があったが、西山区長は「がんばってるんですが...天王寺区は幹線道路が多いので。がんばってます」と話すにとどめていた。