人気ドラマの "衣装&メイクチーム" が見せた本気...!『ザ・クラウン』で「キャサリン妃を忠実に再現」した舞台裏を明かす
ウィリアム王子と結婚して以来、瞬く間に現代で最もスタイリッシュなロイヤルファミリーのひとりとなったキャサリン妃。 【写真】一般家庭から英国王室へ!キャサリン妃の半生をプレイバック アレキサンダー・マックイーンのテーラードパンツスーツのコレクションから、キャサリン・ウォーカーの清楚なコートドレス、華やかなジェニー・パッカムのガウンまで、この12年間で羨望のワードローブを築き上げてきた。しかし、Netflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』最終シーズンでメグ・ベラミーが演じたように、そのファッションは常に "完璧" だったわけではない。 「彼女のストーリーの多くは、彼女が若い頃のもの。今のスタイルを確立する前の、学校や自宅で過ごした時間も描いています」と、『ザ・クラウン』の衣装デザイナー、エイミー・ロバーツは『タウン&カントリー』に語った。「今も昔も美しいキャサリン妃ですが、当時の彼女はバークシャー州で育った、ごく普通の中流階級の女性に映ります」。
それはつまり、キャサリン妃が若い頃からモダンなブランドの服を身につけることが多かったことを意味するが、それは衣装チームにとっても幸運なことだった。例えば、キャサリン妃が長年愛用している乗馬ブーツのペネロペ・チルヴァースをはじめ、彼女のお気に入りのブランドの多くがまだ現存し、購入可能だからだ(その乗馬ブーツもエピソードに登場する)。とはいえ、ベラミー版ケイト・ミドルトンを再現するには、既成概念にとらわれない発想が必要だった。 「正直にいうと、eBayで『ケイト・ミドルトン』と検索するだけで、彼女が着ていたものと同じ衣装が見つかりました」と、エイミーと共にコスチュームデザインを務めたシドニー・ロバーツは、オンラインストアでベラミーの衣装を購入したことを明かしている。「すべて、というわけではありませんが、実際にケイトが着ていたものと同じ衣装を、ベラミーが身につけているシーンもあります」。エピソード7で、ベラミー演じるケイトが着用したウィッスルズの黒いシフォンドレスもそのひとつ。