“暴行”で改善命令の「滝山病院」 診療報酬めぐり不正か 厚労省や東京都などが調査のため指導
日テレNEWS
入院患者への暴行事件で看護師が逮捕された東京・八王子市の精神科病院に対し、厚生労働省と東京都などは23日、診療報酬の請求をめぐって調査するため、指導に入りました。 厚労省や都などが健康保険法などに基づき共同で指導に入ったのは、八王子市の精神科病院「滝山病院」です。 滝山病院をめぐっては、入院患者を暴行したとして看護師2人が逮捕され罰金の略式命令が出たほか、准看護師など2人が書類送検されていて、都は先月、虐待の再発防止策などを求める改善命令を出しています。 今回の指導は、暴行事件とは別に、診療報酬をめぐる不正があるとの情報提供があったことを受けて行われたもので、厚労省などは、診療報酬の明細書やカルテなどを確認し、適正に診療報酬の請求が行われていたか確認するものとみられます。
