がんばりすぎに要注意!【ランナーのメンタルトレーニング】
マラソンを生活の一部にしない
「まじめで几帳面」。マラソンに取り組む人に多く見られる性格的な特徴だ。ひとつの目標に向かってがむしゃらにがんばる、飲み会の誘いも断り、夜はひたすらトレーニングの時間にあてる。そんな生活を続けていたら、心も体も疲れてしまう。そして目標を達成した瞬間、燃え尽きてしまうのだ。ランニングを長く続けたいと思うなら、“抜くところは抜く”といった気軽さも必要だ。
ケガをしたらしっかり休養をとる
ケガは心が折れる原因の筆頭といっても過言ではない。そして用心しなければならないのは、大きなケガよりも、むしろ小さなケガのほうだ。骨折などの大きなケガは走ろうと思っても走れないケースが多く、回復するまでは走ることをあきらめるしかない。一方、小さなケガは痛みを我慢すれば走れてしまう。しかし、結果はかんばしくない。やがてモチベーションがダウンし、走ることから遠ざかってしまうのだ。 解決策は、痛みが出たら、とにかく無理せず、しっかり休養をとること。急がば回れの気持ちを持つことが大切だ。
能動性をもって走っている
ランニングに限らず、物事に対して能動的な人ほど走り続けるモチベーションをキープしやすい。能動的かつ主体性のある人は、柔軟な考え方ができ、等身大の計画的な目標を立てられる傾向にある。 たとえば、能動的なランナーは、自分の現在の実力を客観的に分析して、無理のないタイム目標を設定したり、出場するレースを決めたりできることが多い。一方、受動的なランナーは自分の現在の実力云々ではなく、「制限時間はきついけど、憧れのあのレースに出場したい」と無謀な目標を立てる傾向にある。当然、その目標を達成できる確率は低くなり、結果的には挫折して走ることをやめてしまうことになる。 * * * * * * * * * 以上「RUNNING Styleベストセレクション」からの抜粋だが、興味深いのは、このマラソンをほかの◯◯に置き換えて考えることができること。ゴルフやテニスなどのスポーツでもいいし、勉強でもいい。真面目に取り組むほどにつらくなってしまったという人は、意識して自分に“いいかげんさ”を許すことも長い目で見た時に大切かもしれない。
サプリメントのや栄養補助食品の活用も
トレーニング後の体疲れやそれに伴うメンタルの波を個人的に感じるときがあります。そんな時に助けてもらうアイテムを用意しておくと体の拠り所になる場合もあります。私のおすすめを最後にご紹介しておきます。 (編集 M)。
RUNNING style編集部