絵本「にじいろからす」が北海道内の大型書店で販売 渡邊葉月さんとSatolyさんの共同制作
HTB北海道ニュース
突然体が動かなくなった旭川の葉月さんとアーティストのSatolyさんで作り上げた絵本「にじいろからす」が、北海道内の大型書店で販売されることになりました。 ■Satolyさん 「ありました、こんなに素敵に飾ってもらって」 アートを通して国内外の障害のある子どもたちを支援する活動をしているSatolyさん。Satolyさんが手がけた絵本「にじいろからす」が、道内のコーチャンフォー全店に並ぶことになりました。 一緒に絵本を作ったのは、旭川に住む渡邊葉月さん。 2020年3月、腫瘍が原因で突然倒れ体が動かなくなりましたが、Satolyさんとの出会いで絵で思いを伝える楽しさを知りました。絵本のテーマは「自分らしく生きる」。カラスがさまざまな動物や人と出会う物語で、13枚の絵ひとつひとつにメッセージを込めました。 ■渡邊葉月さん 「(店頭販売は)最初聞いた時にびっくりして、でもなかなかないことなので、うれしかったです」 「どんどん広がって行って、みんなが笑顔になってくれればいいかなって思います」 絵本完成からおよそ1年。「にじいろからす」は、世界中に広がっています。Satolyさんが、国内外の福祉施設に届けたり、目の見えない人でも読めるように点字版も作成。 ■Satolyさん 「絵本をきっかけにいろんな国の子どもたちを支援できる仕組みを作っていきたいなと思って」 「子どもたちのチャレンジの場になる絵本制作を今後できたらいいなと思います」 売り上げの一部は国内外の障害のある子どもを支援する活動や新たな絵本制作に使われるということです。
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