「なくなっちゃうの悲しい…」は虫類館11月閉館へ 八木山動物公園で思い出描くイベント〈仙台市〉
仙台放送
仙台市太白区の八木山動物公園で、11月閉館する予定の「は虫類館」に感謝と別れを告げるイベントが開かれました。老朽化などにより46年の歴史に幕を下ろします。 八木山動物公園にある「は虫類館」は1978年にオープンし、老朽化などを理由に建て替えのため取り壊され、11月に閉館する予定です。 閉館を前に最後の思い出づくりとして、16日、秋休み中の親子連れなどが参加して、は虫類館の壁に絵を描くイベントが開かれました。 子供たち Q.何を描いたの? 「ヘビとワニトカゲです。壁に絵が描けるなんて、最高です」 Q.何を描いたの? 「そこにいるチュウゴクワニトカゲです。は虫類館は時間がなくても必ず来ていたので、なくなっちゃうの悲しいなと思います」 飼育員も思い出を壁に描きます。 飼育員 木内明子さん 「これは昔、ここの水槽のところにブラジルカイマンっていうワニがいて、池にぴっちり収まるように入っていて、その時担当していたんですけど、すごく掃除が怖かった思い出があったので」 は虫類館に隣接する「ゴリラ舎」もあわせて取り壊される予定で、16日、参加者が別れを惜しみました。 八木山動物公園 飯田雄一飼育員 「最後のは虫類館をぜひ皆さんに来ていただいて、ちょっとでも、ここには虫類館があったんだなっていうのを思い出を残してほしいなと思います」 は虫類館の跡地は「アフリカ園」と一体となって整備され、2028年度に展示が始まる予定です。
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