中森明菜のスペシャルエディション盤が発売決定 特典DVDには幻のライブ映像も
体調不良により10年10月から活動を休止している歌手・中森明菜が、年内生産限定で2タイトルのスペシャルエディション盤を12月3日にリリースすることが分かった。 ファンクラブ会報誌で発表されたもので、今年8月にリリースされたオールタイム・ベストアルバムが、音楽チャートで31年7ヵ月ぶりに2週連続2作品同時トップ10入り(※初登場は3位と7位)し、約25万枚を越えるヒットを記録するなど、大きな反響を呼んだことを受けて、12月31日までの生産限定で発売することが決定したという。 一つは「オールタイム・ベスト-オリジナル-スペシャルエディション」で、今回は多くのファンからの要望に応え、特典DVDには幻のライブ映像ともいうべき、14年前に行われた初となるバラードコンサート・ツアー『中森明菜2000「21世紀への旅立ち」』の完成版を収録。 このライブは、当時としては2年振りに行われた自身初のライブバラードコンサート・ツアーで、明菜にとっては当時の所属レコード会社を解雇され、再起をかけて臨んだツアーで、今回のDVDが初公開映像となる。 前回のオールタイムベストの初回盤特典に収録された『中森明菜2000「21世紀への旅立ち」』ショートバーションの映像とは別編集となっており、CDには82年のデビューから現在までの明菜の代表曲30曲収められている。 そしてもう一つは、「オールタイム・ベスト-オリジナル-&-歌姫(カヴァー)-スペシャルエディション」で、今夏にリリースした2枚のアルバムを1枚にコンパイルし、全60曲を収録。 デビュー以来在籍していたワーナーミュージックと現在所属するユニバーサルミュージックなどがタッグを組んで完成したキャリア初のオールタイムベストは、これまで明菜が発売してきた48枚のシングル曲(※デジタルシングルを含む)、82年のデビューシングル「スローモーション」から09年の最新シングル「DIVA」までのすべてのオリジナル音源からベストチョイスして収録。さらに、デジタルシングル「Crazy Love」も収められている。