他球団が欲しがっている!? セ・リーグのトレード注目野手(6)ヤクルトの候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたセントラル・リーグの野手を紹介したい。
濱田太貴
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/81kg ・生年月日:2000年9月4日 ・経歴:明豊高 ・ドラフト:2018年ドラフト4位 長距離砲としてブレイクが期待されている濱田太貴だが、今季はファームが主戦場になるなど、苦しいシーズンを過ごしている。 2018年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団。徐々に一軍での出場機会を増やし、2022年の開幕戦では同年のチーム1号となるホームランを放った。このホームランを皮切りに、同年は73試合の出場で自己最多の6本塁打を放った。 昨季は103試合に出場し、打率.234、5本塁打、22打点、4盗塁とまずまずの数字をマーク。同年5月5日のDeNA戦では2本のホームランを放ち、特に12球粘った末の4号ホームランは見事だった。 しかし、プロ6年目の今季はオープン戦で結果を残せず、開幕からファームスタートに。塩見泰隆の負傷に伴い、5月12日に一軍に昇格したが、打率.063(16打数1安打)に終わり、再びファーム調整となった。 同学年には昨季イースタン・リーグ本塁打王の澤井廉がおり、このまま浮上できなければ、チームでの立ち位置も厳しいものになる。 長距離砲は、細川成也(現:中日)のように環境の変化によって大化けも期待できるだけに、獲得を狙う球団もありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部