【阪神】小野寺暖200万円減の1500万円で契約更改「後がない気持ちでやるしかない」外野専念
阪神小野寺暖外野手(26)が19日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円ダウンの年俸1500万円でサインした。 【一覧】阪神の契約更改状況 プロ5年目の今季は6月に左手首の靱帯(じんたい)を損傷し、約1カ月半のリハビリ生活。1軍では25試合の出場にとどまり、打率1割4分8厘だった。 「何をしてもうまくいかなかった1年でしたし、いろんなことを試してきましたけど、それに成績がついてこなくて。その中でケガもしてしまって、苦しかった1年。来年、後がない気持ちでやるしかないと思います」 昨秋のキャンプでは三塁守備も練習したが、今秋の高知・安芸キャンプでは外野に専念。来季は外野一本で勝負する。「今まではいろんなポジションを練習してちょっと中途半端になってしまっている部分があった。レギュラーでも守備固めでもチームに必要とされる選手になれるようにやっていきたい」。森下、前川、井上らとの激しいポジション争いを背水の陣で臨む。(金額は推定)