「解任寸前」早くて今週末にマンU指揮官の解任が決まる?クラブOBも今季パフォーマンスを痛烈批判「改善する兆しはなかった」
指揮官解任か?
プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、開幕から1勝2敗と低調なパフォーマンスが続いている。現役時代にユナイテッドの選手としてプレーした経験のあるルイ・サハ氏は、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督の手腕を疑問視していた。フランスメディア『football-addict』が現地時間11日に報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ イングランド・プレミアリーグ第3節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールの試合が現地時間1日に行われ、試合はリバプールが3-0で勝利している。これでユナイテッドは開幕1勝2敗という結果に終わっており、リバプール戦ではチーム、そして指揮官の手腕の差が明確になった試合でもあった。 ルイ・サハ氏は、「リバプール戦では、結果だけではなくパフォーマンスが問題だった。チームの調子が良くないので、エリックはプレッシャーを感じているだろう」と述べた上で、「試合中、事態が改善する兆しはなかった。土曜日にサウサンプトンが先週のリバプールの圧勝と同じようにユナイテッドを圧倒することができれば、監督にとって状況は耐え難いものとなるだろう」と、代表戦明けの試合でチームの状況が改善されなければ、テン・ハフ監督は解任される可能性が高いと指摘していた。 さらに、「最強のチームに勝つには様々な方法を見つける必要がある。それはすべての監督がやらなければならないことだが、同時に、監督の哲学は選手たちが本当に理解でき、監督が何を求めているのか、試合中に何が必要なのかがわかるような基盤と常に一致していなければならない」と言葉を続け、「現在ユナイテッドの試合を観ているとき、ファンだけでなく評論家やメディアの中にも理解できないものを見ている人がたくさんいる」と、指揮官の戦術的な手腕にも疑問があると言及。 そして、「前回の試合で、リバプールがテン・ハフの戦術を打ち破ったのを見た。今、重要なのは個性ではなく、選手たちが共感し、ダメージを与えることができる戦略を見ることだ。選手たちが個人としてプレーしたり、正しく対応できなかったりする場面が時々見られるが、現時点ではゲームプランに問題がある。現在、明確なゲームプランが見出せず、それがエリックが批判されている理由だ。状況を改善する必要がある」と、チームとして無秩序なプレーが続いていると厳しい評価を下している。
フットボールチャンネル編集部