伊賀線車掌廃止30年記念入場券セット

　伊賀鉄道などは19日、伊賀線の魅力を発信する「第5回いがてつマルシェ」を上野市駅（三重県伊賀市上野丸之内）近くの上野市車庫で開く。伊賀線が車掌乗務を廃止し、ワンマン化して30年となるのを記念して、車掌が乗務していた頃の写真展示や、記念入場券セットを販売する。

伊賀線ワンマン化30年記念入場券セット

　車掌の写真のほか、伊賀神戸―西名張間が廃止されて60年になるのを記念して、当時の様子の写真も展示される。車内で発行する手書きタイプの乗車券の発行体験もある。1人3枚までで、乗車券に記入した運賃を支払う。 　車掌廃止30年とワンマン化30年の記念入場券セットは、車掌が乗車していた頃とワンマン化後の車両の写真などをそれぞれデザイン。台紙にセットした入場券は硬券タイプで、上野市駅と伊賀神戸駅の2種類。各800円（税込み）で200セット限定。

　2012年まで伊賀鉄道で運行していた860系車両の「862」車両に付けていた車両番号プレートのレプリカ（縦4センチ、横約11センチ）も800円で100枚限定で販売する。 　伊賀白鳳高校の生徒が考案したクッキーやマドレーヌなどの菓子を販売するほか、キッチンカーの出店も。午前11時～午後4時。入場無料。19、20日限定のデジタル一日フリー乗車券を約30％割り引いた大人500円、小児250円で20日まで販売している。問い合わせは上野市駅（0595・21・3231）。