市民からは「名残惜しい…」岡山駅前で50年近く親しまれた噴水 最後の稼働期間始まる【岡山】
岡山放送
JR岡山駅前の整備事業に伴い撤去される噴水の最後の稼働期間が3月14日に始まりました。 午前8時、長年駅前のシンボルとして親しまれてきた噴水「ふれあいの泉」の最後の稼働期間が始まりました。冬の間は凍結防止のため、稼働を止めていて例年この時期に再開しています。 この噴水は岡山市が進める駅前の路面電車の乗り入れ事業による整備に伴い撤去されることが決まっていて、撤去後は岡山市東区の環太平洋大学でオブジェとして展示される予定です。 (まちの人は…) 「やっぱりいいなと思う。この光景を目にとどめておかなくてはと思い、仕事の行きがけに立ち寄った」 「名残惜しい。初めて見たときは涼しげで良いなと思った」 1975年に山陽新幹線の開業に伴う博覧会を記念して作られた噴水。施工から整備・維持までを長年担ってきた業者からも撤去を惜しむ声が聞かれました。 (備商総務部 白神晋太郎次長) 「昭和50年にふれあいの泉を施工させてもらい、50年近く維持管理をしてきたので大変残念。社員も誇りをもって噴水を管理してきたので、これからも歴史に残し 社員に受け継いでいきたい」 噴水は、3月末まで午前8時から午後8時の間稼働します。
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