１２日からの３連休が明けると衆院選公示の日を迎えます。短期決戦となる今回の選挙では秋田県内でも公示日や投開票日に向けた準備も急ピッチで進んでいます。 秋田県選挙管理委員会によりますと、候補者ポスターの掲示板は県内の４０００カ所あまり設置される予定です。前回２０２１年の衆院選と比べ５００カ所ほど少なくなっています。 各市町村では投開票日に向けた作業も急ピッチで進めています。県内の投票所は６７３カ所となる見込みで市町村別で最も多いのが秋田市の１１８カ所です。投票所の規模によって使用する備品の数が変わるため声をかけあいながら準備を進めていました。短期間で物・人・場所の調整にあたります。衆院選は１５日に公示され投開票は２７日です。 警察は選挙違反の取り締まり強化に向け動き出していて、秋田県警の幹部や各警察署の署長による会議が１１日開かれました。 おととし安倍元総理が演説中に銃撃されたことを受け警護の在り方が全面的に見直されました。それ以降に行われる国政選挙は今回の衆院選が初めてです。会議では厳正で公平な違反の取り締まり徹底や要人の警護や態勢のいち早い確立などが指示されました。