<私のはじめて>知英 人生で初めて受けたKARAのオーディション 少女時代を歌って合格「驚かれたみたいで」
今をときめくスターやアーティストにも、初出演、初イベント、初ライブなど必ず存在する“はじめて”の瞬間。そんな未経験ならではのドキドキの瞬間を、本人に振り返ってもらうのが「私のはじめて」です。今回は、昨年11月に日本での活動再開を発表した知英さんが、ティーンのときに受けたKARAのオーディション時のエピソードを語りました。 【写真特集】30歳になった知英 美し過ぎる! ショートヘアも似合ってる
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韓国で芸能活動をしている親戚のお姉ちゃんの勧めで、(韓国でいう数えの)15歳のときKARAのオーディションを受けました。人生で初めて受けたオーディションだったんです。そのときに少女時代の「Kissing You」という歌を歌いました。
それが、ちょっとKARAのお姉ちゃんメンバーたちには驚きだったみたいで。当時、KARAと少女時代って、一緒に頑張る“ライバル”のような存在だったので。あとで聞いた話では、「よく少女時代の歌を歌ったね」と、みんなびっくりしていたらしいです。
私としては、そのとき流行(はや)っていた曲でしたし、何か明るい曲を準備してって言われたので、あまり深く考えずに選んだんです。まさかそれに驚かれるとは思わなかったですね。
オーディションに受かったときは、親戚のお姉ちゃんも含めて家族はもう大喜びで。でも、私は母の前で「行きたくない」って泣きました。だって親元を離れてソウルに一人で行かなきゃいけなかったので。
車で1時間半ぐらいで行ける、ソウルからそんなに離れてない坡州(パジュ)という地方に住んでいたんですけれど、ソウルで合宿しなきゃいけなかったので、「怖いよ」「友達はどうするの」「行きたくない」って言って。
合宿は、最初の頃はやっぱり楽しいとは思えなかった。厳しい世界ですし、毎日毎日練習して。楽しいというより必死でしたね。もうKARAのメンバーになったからやるしかないと頑張りました。
きっかけを作ってくれた親戚のお姉ちゃんは、今も韓国で俳優をやっていて、結婚しても自分の仕事をちゃんとやりながら、子育てもしながら頑張ってるのを見て、ああ、すごいなカッコいいなって思います。