【小沢真珠さん(47歳)】「同世代のママ友からは『ドラマと全然違うね!』と驚かれます」!?|美ST
「こうしなさい」とは言わず、純粋に子供達との時間を楽しんでいます
子育てに関して、特に信条やモットーなどは持っていません。私がドラマで演じるような(笑)、意地悪なことは人にしちゃいけないということはちゃんと教えますが、ざっくりと言うなら元気に人生を楽しんでほしいなと思っています。「こうしなさい、ああしなさい」と言うのもなく、ゆるっとアバウトに、子供達との時間を純粋に楽しんでいます。今長女がバイオリン、次女はピアノを習っているんですが、二人とももう何年も続けています。練習をして発表会で上手く演奏ができた時は、子供ながらにすごく嬉しいみたいで。将来的にプロにならなくても、子供時代からそういう成功体験はなるべく経験させてあげたいし、子供が頑張るなら、親も一緒に頑張らないと!という気持ちでサポートしています。
日常生活で怒らない分、溜めた負の感情が女優業で爆発しているのかも!?
娘達の学校行事やPTAなどは積極的に参加しています。おかげで仲の良いママ友もできて、時折のランチ会が日々の楽しみになっています。同世代のママ友からは、「ドラマと全然違うね!」なんて驚かれます。実際に私と接していると落ち着いた印象を持つのか、「人に怒ったこととか、人とケンカしたこととか、ある?」なんて聞かれたことも。確かに私、ドラマではとんでもない暴言を吐いたり物振り回して暴れたりしているんですが、実生活で人と争うことはほとんどありません。「え!?」と人に対して思うことはもちろんありますが、それを行動には起こしません。そういう感情は悪役を演じる時のために貯めているんです。役に入った時に一気に爆発させるというか。そんなことして、相手役の方にはたまったもんじゃないだろうと思いますが(笑)。でも私の中で湧く負の感情が、女優という仕事をするうえで上手く作用してくれるから、実人生のバランスがとれているのかもしれません。
“ママ友とのランチ会でネタにできるか”が嫌な出来事への向き合い方のバロメーター
何かで悩んでいる時も、慌てていても、どこかに冷静な私が常にいるんです。そもそも独身でいるつもりだったから出産や育児に戸惑いつつ、そんな自分がどこか嬉しかったり。夜中の授乳で全然眠れない時でも、昼ドラやってる時も大変だったな、とか。常に自分を観察してる第三の自分がいるんです。そういう考えがクセになっているから、自分の身に起こった嫌なことやネガティブなこと、それに伴う自分の感情についても、詳しく分析しています。 今年で47歳になり、もう50代も目前。嫌なこともネガティブなことも、なるべく自分の中に増やしたくないと思っています。そこで思いついたのは、「なるべく笑い話にしよう!」ということ。幸せな話ってともすれば自慢話になっちゃうけど、嫌な話や失敗談って笑い話になると思いませんか?直後はダメだけれど、あと3、4回目くらい先のママ友とのランチ会でみんなを笑わそう!と企んだりします。それで上手くみんなを笑わすことができたら、私の中でちゃんと消化できたということ。笑わせられず、逆に心配されてしまったなら、まだその問題について向き合う必要があるということ。ママ友とのランチ会は、そういったバロメーターにもなっているんです。