「解明に至っていないのが現状」長崎県大石知事 政治資金巡る2回目「集中審査」始まるも…
長崎放送
長崎県の大石知事の政治資金を巡り、県議会総務委員会の2回目となる「集中審査」が28日に始まり、知事本人や関係者への意見の聞き取りが行われました。 【写真を見る】「解明に至っていないのが現状」長崎県大石知事 政治資金巡る2回目「集中審査」始まるも… 大石知事の後援会を巡っては、2022年の知事選挙の際の2000万円の架空貸付や、医療法人からの286万円の迂回献金疑惑などが指摘されています。 一連の疑惑について、県議会は先月、知事や元監査人を招いた「集中審査」を開いていて、2回目となる今回の審査には、はじめに自民党政党支部の会計責任者が出席。 知事が「誰の指示か分からない」としている286万円の資金移動について、「選挙コンサルタントの指示だった」と発言しました。これについて大石知事はー 長崎県大石知事: 「(コンサルから)指示があったというもある一方で、当該の方(コンサル)に話を聞いたところ食い違ってしまっているという状況もございます。解明するに至っていないということが現状だと」 集中審査は30日まで行われ、知事の後援会の元監査人や県建設業協会の会長らが出席する予定です。
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