『室井慎次 敗れざる者』『ジョーカー2』がワンツースタート【映画動員ランキング】
10月11日(金)、12日(土)、13日(日) の全国映画動員ランキングは、『室井慎次 敗れざる者』が初登場1位を獲得した。 【全ての画像】動員ランキングの作品画像(全10枚) 社会現象となった『踊る大捜査線』シリーズの映画化・第7弾の第1部。定年前に組織を退き、東北の山奥で暮らしていた室井慎次が、かつて因縁のあった殺人犯の娘と対峙する。本広克行監督ら、歴代シリーズを手がけたスタッフが再集結する。 主演は柳葉敏郎。共演は福本莉子、齋藤潤、筧利夫、木場勝己、飯島直子、稲森いずみ、いしだあゆみら。 2位も初登場の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』がランクイン。とある心優しき男が徐々に悪のカリスマとなっていく様子を描いた『ジョーカー』の続編。前作から2年後を舞台に、理不尽な世の中の代弁者となったアーサーが、謎の女性リーと出会ったことで世界を狂気へ陥れる。監督はトッド・フィリップス。出演はホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナーら。 公開8週目の『ラストマイル』は3位へと後退した。 先週1位だった『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、3ランクダウンで4位に。公開2週目の『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』もひとつ順位を下げ5位となった。 特筆すべきは、『侍タイムスリッパー』が公開9週目にして初のランキング入り。池袋シネマ・ロサ単館での公開だったが、口コミで評判が広まり100館を超える拡大上映となった。 時代劇で活躍する山口馬木也が、長編映画初主演を務めるチャンバラ活劇。時代劇の撮影所にタイムスリップした幕末の侍が、斬られ役として第2の人生を歩もうとする姿をコメディタッチで描く。監督は、『拳銃と目玉焼』などのインディーズ作品を手がけた安田淳一。ロケは東映京都撮影所で行われた。共演は冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎ら。 今週は『ソウX』『まる』『ボルテスV レガシー』などが封切られる。
全国映画動員ランキングトップ10
1位『室井慎次 敗れざる者』 2位『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 3位『ラストマイル』 4位『シビル・ウォー アメリカ最後の日』 5位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』 6位『JUNG KOOK: I AM STILL』 7位『侍タイムスリッパー』 8位『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』 9位『スオミの話をしよう』 10位『ふれる。』