NCTドヨン、涙で日本ソロ公演完走「いつでも戻ってきて」 “推し活”寄り添う言葉・日本語曲カバーも【「Dear Youth,」ライブレポート/セットリスト】
【モデルプレス=2024/09/09】グローバルボーイズグループ・NCT(エヌシーティー)のドヨン(DOYOUNG)が9月7~8日、東京体育館にて「2024 DOYOUNG CONCERT『Dear Youth,』in JAPAN」を開催。ここでは日本公演のファイナルとなった8日の様子をレポートする。 【写真】NCTドヨン、ライブでファンに接近 ◆ドヨン、日本公演で36,400人動員 4月22日に自身初となる1stソロアルバム『YOUTH』をリリースしたドヨンの初のソロアジアツアー「Dear Youth,」。日本では6月の神奈川公演を皮切りに大阪、追加公演の愛知・東京で、計36,400人を動員した。 緑色のペンライトが会場を埋め尽くす中、まるで王子のようなホワイト衣装に身を包んだドヨンが登場し、『YOUTH』収録曲「Beginning」で開幕。「こんばんは。ドヨンです。今日は心を込めて歌います」と伝え、「Like a Star」、「Lost in California」、「Maniac」(NCT U)とファンの歓声に耳を傾けながら、美声を響かせる。 改めて自己紹介した後は、「みんな、お変わりありませんか?実は最近、日本語を勉強した時に習った単語です」とにっこり。続けて「今日、僕の初めてのソロ日本ツアーの3番目の都市、東京公演にようこそ!」と歓迎し、「日本ツアーも、もうここが最後の場所ですよね。時間が本当に早かったです。僕にとって3ヶ月間、良い記憶に残っています」と日本公演を振り返る。「日本ツアーのラストをここでできて、本当に…めっちゃ嬉しいです!めっちゃめっちゃ嬉しいです!」と喜びを表現した後は、「最近の若者はめっちゃをめっちゃ使いますよね(笑)」と軽快なトークで会場を笑顔に。その後もトークは止まることなく「今日僕、おしゃべりね(笑)」と自らツッコミを入れる楽しそうなドヨンの1つ1つの言動に、ファンは「可愛い」と悶絶していた。 ◆ドヨン、NCT楽曲・日本語曲カバー…美声で魅了 同公演では、日本公演ならではのカバーも多数。あいみょんの「愛を伝えたいだとか」をカバーしたドヨンが「好きな歌手の好きな曲ですけど、みなさんに聴かせたかったです。みんなどうでしたか?」と問いかけると、大きな歓声が送られた。さらに、VCRにもファンが嬉しい演出が。サングラスにキャップ、オーバーサイズのパーカーで登場したドヨンが「Misfit」「Kick It」などのラップパートを歌唱。普段は見られない貴重なラップ姿にファンは釘付けだった。 その後、ジーンズに黒のアウターを合わせたカジュアルな衣装でステージに現れたドヨンは「Back 2 U (AM 01:27)」(NCT 127)、「Baggy Jeans」(NCT U)、「Kiss」(NCT DOJAEJUNG)など、NCTの楽曲を立て続けに披露。「NCTは僕の青春と人生で欠かせないものです。なので歌いました」と話し、「みんなもNCTが欠かせないものですか?何%くらい?」と質問。「100%」との声が飛ぶと、「100%の方は、人生の中で(他に)欠かせないものがないですか(笑)?」といいつつ「ありがとうございます」と笑みをこぼした。 「次の曲は本当に好きな曲」と紹介して流れたのは中島美嘉の「雪の華」。「実は12月にこの曲を韓国語でリメイクしてリリースすることにしました!みんなも期待して下さい!」と呼びかけ、韓国語バージョンのサビを披露した。 ラストスパートは『YOUTH』収録楽曲で盛り上げる。「Little Light」ではカラフルなペイントが施されたピアノをドヨン自らが演奏し、美声とともに届けた。 ◆ドヨン、アンコールで涙「僕たちは僕たちの場所にいる」 アンコールでは、ペンライトを持ったドヨンがにこやかに登場。VCRで練習した掛け声で、ファンと一体となって「Dallas Love Field」を歌唱する。「この公演に来てくれてありがとうございます。本当に最後ですよね、日本ツアーの」としみじみ。「こうして大きな会場で、1人で公演することができるんだろうかって心配をずっとしていたんですけど、助けてくださったみなさんのおかげで、無事にこうして公演をすることができました。改めてありがとうございました」と感謝を言葉にし、「僕が1番感謝しているみなさんに言いたいことを歌で伝えます」とライブのために用意した「Dear」へ。思いを込めて歌い上げた後は「このように大きな場所で僕が歌うことができるのは全部みなさんのおかげです。ありがとうございます。 めっちゃめっちゃありがとうと言いたいです。ありがとうございます!」と再び感謝を伝え、「いつでも変わらないで、僕の場所で精一杯歌を歌います。もし、みなさんが推し活を休みたかったら休んでも大丈夫です。僕は僕の場所にいるので、いつでも戻ってきてください。僕たち、僕のNCT 127の場所にいるので、いつでも戻ってきて下さい。僕たちの場所にいつもいます。覚えています。僕のことを応援するのが、みなさんにとって大変じゃなければ良いなと思います。大丈夫?(歓声を受けて)僕もずっとずっと頑張ります。僕もいつもみなさんを待っています」と真っ直ぐに伝えた。 そしてスタートしたのは、ドヨンが2022年にカバーし大きな反響を呼んだ久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」。「皆さんの近くに行ってみま~す!」という言葉ともに、トロッコでファンに接近し、会場全体を笑顔に包む。名残惜しくも残り1曲となった「Rest」では外周中に涙で歌詞を詰まらせる場面も。最後に「ありがとう」と目を潤ませ会場を後にしたドヨンだが、ファンからのキム・ドヨンコールは止まらず。歓声に応え再び登場すると、今度は「Rest」を力強く歌い上げ、「今日は本当にありがとうございます。僕たちは僕たちの場所にいるので、みんないつでも戻ってきて下さい」と改めて言葉を紡いだ。 およそ2時間30分、日本のファンと楽しく会話をしたいという思いからMCの大半を日本語で進行し、会場を笑顔と感動に包んだドヨン。ファンはもちろん、同公演をともに作り上げたバンドメンバーやスタッフにしきりに感謝を伝える姿からもドヨンの思いやりに溢れた人柄が垣間見えた。(modelpress編集部) ◆9月8日セットリスト OPENING VCR:Dear You 1.Beginning 2.Like a Star 3.Lost in California 4.Maniac MC 5.Serenade 6.Doll 7.愛を伝えたいだとか MC 8.Cry 9.Rewind 10.Warmth VCR:DY TRACK 11. Back 2 U (AM 01:27) 12.Baby Don’t Like It 13.Sticker 14.Baggy Jeans+BAND紹介 15.Kiss 16.Dreams Come True MC 17.雪の華 18.Beautiful Day 19.Star Blossom 20.Time Machine MC 21.From Little Wave VCR:Dear Me 22.Little Light 23.Beginning ENCORE VCR:Dear Youth(Our Time) 24.Dallas Love Field MC 25.Dear MC 26.LA・LA・LA LOVE SONG 27.Rest Ending VCR 【Not Sponsored 記事】
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