大相撲 連勝発進の高安が休場「14日朝に右腰部に疼痛が出現」「約2週間の安静加療を要する」通算17度目の休場
「大相撲夏場所・3日目」(14日、両国国技館) 東前頭3枚目の高安(34)=田子ノ浦=が3日目の14日から休場した。日本相撲協会に「14日の朝に右腰部に疼痛が出現し、約2週間の安静加療を要する」との診断書を提出した。休場は初場所以来で通算17度目。 師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)によると、この日の朝稽古で腰を痛めた。同親方は「セーブしながらやっていたけど。(腰の)いつものところです。根元だから力が入らない」と経緯を説明。痛み止めの注射を打つなどしたが「まずはここで何とか治すこと」と、出場を断念したという。再出場については、今後の経過をみて判断する。 高安は初日に関脇若元春、2日目に小結大の里に快勝。2連勝スタートを飾っていた。3日目の対戦相手、関脇阿炎は不戦勝となる。 今場所の十両以上の休場者は横綱照ノ富士、大関貴景勝らを含めて7人目。