「第23回鹿児島独立展」始まる 鹿児島市
鹿児島テレビ
鹿児島県内の画家たちによる絵画の展覧会「鹿児島独立展」が12日から鹿児島市で始まりました。 鹿児島市の長島美術館で開幕した鹿児島独立展。 会場には、県内を拠点に活動する画家たちが描いた、約60点の絵画が展示されています。 こちらの大きな作品は、高校で美術の非常勤講師を務める前村卓巨さんの「Crackup~創世から黎明へ」。 宇宙のかなたから球形の物体が降り注ぎ、構造物を破壊。 新たな生命体が誕生する始まりをイメージしているということです。 前村卓巨さん 「時間とか力とか緊張感のあるものを平面に表したいと思った。今の段階では破壊をテーマにしている」 「いったん全てを破壊し尽くして、そこから創造的なものが出たらといいと思っていて、それをテーマにした」 この春高校を卒業したばかりの2人が描いた作品。多文化、多様性を描写したり、自分の心の動きを顔の表情で表現したりと、若者らしい感性にあふれています。 鹿児島独立美術協会・日置誠代表 「具象絵画から抽象絵画まで色々な作品がある」 「エネルギーにあふれた多くの作品があるので、そういうところを楽しんでほしい」 鹿児島独立展は6月16日まで開かれています。
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