スターラックス航空、ドジャースとパートナー締結 知名度向上・ファン獲得へ
台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は、米メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースと「エクスクルーシブ 台湾エアライン パートナー」を締結した。同社とドジャースは2023年に提携済みで、今回の契約期間は今シーズンから2026年シーズンまでの3年間となる。スターラックスは日本・北米の両市場を重視しており、日本人選手が在籍するドジャースとのパートナーシップにより、国際的な知名度向上やファンのさらなる獲得を目指したい考え。 スターラックス航空は2023年4月26日に、北米1路線目として台北(桃園)-ロサンゼルス線を開設。エアバスA350-900型機を投入し、1日1往復運航している。今回の提携では、ロサンゼルス発便でドジャースをテーマとした限定アメニティーを提供。搭乗券や手荷物タグ、紙コップなどにドジャースのロゴなどをデザインする。 ドジャースは1883年設立の名門チームで、設立当初はニューヨーク・ブルックリンを本拠地としていが、1958年にロサンゼルスへ移った。1995年の野茂英雄投手をはじめ、日本人選手が多く在籍したことで日本でもなじみが深い。今シーズンはロサンゼルス・エンゼルスから大谷翔平選手が、オリックス・バファローズから山本由伸投手が移籍した。
Yusuke KOHASE