JAL、斎藤CFOが代表権ある副社長に CA出身鳥取新社長率いる24年度役員体制
日本航空(JAL/JL、9201)の4月1日以降の役員体制では、1月17日に発表済みの鳥取三津子専務が新社長に就任するほか、グループCFO(最高財務責任者)の斎藤祐二専務が代表権のある副社長に、グループ会社の日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)で社長を務めた総務本部長の青木紀将常務が副社長にそれぞれ昇任する。赤坂祐二社長は代表権のある会長に退く。 【写真】ダブルベッドにもなるJAL最新鋭A350-1000の個室ファーストクラス 新体制で代表権は赤坂会長、鳥取社長、斎藤副社長の3人が持つ。現会長の植木義晴氏は3月31日で会長を、6月開催予定の定時株主総会で取締役を退任する。また、現在代表権を持つ清水新一郎副社長は、3月31日付で副社長執行役員を退任し、4月1日からは代表権のない取締役副会長となり、6月の株主総会で取締役を退任。副会長として残る。 新任となる常勤の取締役は3人で、青木氏のほか総合政策センター担当の柏(かしわぎ)頼之常務、整備本部長でJALエンジニアリング(JALEC)社長の田村亮常務が就任。柏氏は専務に昇任する。 4月1日からの執行役員体制では、執行役員の小枝直仁氏、立花宗和氏、大堀哲氏、宮坂久美子氏が常務に昇任。小枝氏は中国地区総代表、立花氏は安全推進本部長とご被災者相談室長、大堀氏は人財本部長、宮坂氏は西日本支社長を務める。
Tadayuki YOSHIKAWA