（写真：itv）

寿司を通じて水産業の未来や食品ロスの削減などついて学んでもらおうと、愛媛県宇和島市の小学校で大手回転寿司チェーンの出張授業が行われました。 【詳しく見る】出張授業では、模型やゲームなど様々な方法でSDGsについて説明 この出張授業は大手回転寿司チェーン「くら寿司」が全国各地で行っているもので23日は宇和島市の畑地小学校の児童などおよそ60人が参加しました。 中では、くら寿司の担当者が魚の模型を使い一般的にはあまり食べられていない低利用魚と呼ばれる魚を商品化することで水産資源の価値を高め、水産業に関わる人達を支援していることを説明しました。 また店員と客に分かれて食品ロスの少なさを競うゲームも行われ、児童らは楽しみながらSDGsについて学んでいました。 参加した児童 「魚を無駄にしないための工夫がされていて、思っていた以上にびっくりしました」 「食品ロスをどんどん少なくしていきたい」 くら寿司広報部 簗瀬萌枝さん 「未来を担う子供たちがSDGsの達成に向けて一緒に努力していただける、それが一番の狙い」 くら寿司では、エサにかんきつ混ぜて養殖したサーモンなど宇和島産の魚も扱っていて、今月いっぱい宇和島市内の小学校で実施する同様の授業でもこうした取り組みを紹介する方針です。