レベル拮抗する日韓のハンドボールリーグが業務協力…王者同士の試合、交流戦など今後検討
日本ハンドボールリーグ(JHL)は12日、韓国リーグ「Hリーグ」との業務協力を目的とした覚書を締結したと発表した。 【写真】練習公開したハンドボール日本男子代表「彗星ジャパン」
両国のトップリーグが協力することでハンドボールの普及と発展を目指すもので、9日にソウルでJHLの中村和哉代表理事と韓国連盟の副会長が出席し、署名式が行われた。
覚書に基づいて両国リーグ間で具体的な取組の内容について協議、検討していくことになるが、今秋開幕した日本の新リーグ「リーグH」との王者同士によるクラブ選手権や、交流戦の開催などの実現を今後検討していくという。
昨年の女子五輪アジア予選では、韓国が日本と競り合って出場権を獲得するなど昨今、両国のレベルは拮抗している。男子は日本が出場を果たしたが、韓国は逃している。ハンドボールは欧州が盛んでリーグのレベルも圧倒的に高い。日韓両リーグの協力で、アジアのハンドボールの発展と底上げが期待される。