探偵!ナイトスクープ新局長に松本人志 西田敏行は局長最終収録で涙
俳優の西田敏行(71)が局長を務めるABC朝日放送テレビの番組「探偵!ナイトスクープ」の11月22日分の収録が25日夜、大阪市福島区の同局で行われた。西田は今月18日の放送で「11月22日をもって番組を降板する」と発表しており、ネット上では次期局長がだれになるかなどが話題になっていたが、25日の収録で新局長にダウンタウンの松本人志(56)が就任することも発表された。 【拡大写真】収録後の囲み会見で松本人志と西田敏行がガッチリ握手
松本は2016年5月27日に依頼者として登場
25日夜は同局内で11月15、22両日分の収録を実施。西田は収録のはじめに自身がきょうで最終収録となることを観客に説明し「泣いたらあかん」などと言い会場をなごませていた。 収録には、間寛平、石田靖らいつもの探偵メンバーのほか、22日分の収録には秘書に岡部まり、同番組最高顧問のキダ・タローらが参加し「2001年に局長になってはじめての回の陣容ですから」と振り返る場面もあった。 西田は「テレビ朝日で夜中の2時か3時にみて大好きだった。局長をやってみたらなにかの拍子で泣いちゃって、感動巨編的な依頼が多くて、初期のころのコンセプトとは乖離したんで、乾いた話題もぬれた感動もありで令和は進んでいってほしい」と述べた。 11月22日放送分の収録最後に新局長が発表され松本が登場した。松本は2016年5月27日に依頼者として登場したことがある。松本局長体制は11月29日放送分からスタートする。
西田は今月18日の放送内で局長を降りると発表
西田は今月18日の放送内で「2001年の1月から約19年間務めて参りました『探偵!ナイトスクープ』局長の職を最終日の11月22日の放送を持って辞したいという風に考えております」と発表。降板の理由については「11月22日の放送で詳しく申し上げたいと思います」と話していたため、ネットなどでは健康状態を心配する声などもあがっていた。 西田は収録の最後に「本日をもって辞します。2001年1月26日から2代目局長として就任させていただきましたけど、たくさん笑いましたしたくさん泣きました。19年間本当にありがとうございました」と涙ながらに述べ、会場からは大きな拍手と歓声が聞かれた。
松本「局長やめないで感、満載やん」
松本が紹介されると、会場は驚きと大歓声に包まれた。松本は「局長やめないで感、満載やん。局次長くらいで。やりにくい」と冗談をとばすシーンもみられた。 同番組は1988年3月に放送開始。視聴者からの依頼を探偵が解決するスタイルで人気を博し、放送している関西地区だけでなく、全国的に人気が広まっている。初代局長は上岡龍太郎さんで、上岡さんの芸能界引退後、後任として2001年1月から西田が2代目局長を務めていた。 収録終了後には、西田敏行らの会見が行われる。