夫婦で「年金23万円」に引き上げ、それでも「赤字」…日本人のキツすぎる老後
「自助努力」で勝ち取る「豊かな未来」…
日本の公的年金は、国民年金と厚生年金の2階建て。ここに私的年金を上乗せして、「老後資金の備えをしよう!」というムーブメントが活発化しています。 確定拠出年金(企業型確定拠出年金/iDeCo)、国民年金基金……公的年金にも言えることですが、私的年金の仕組みは複雑かつ、デメリットがあるのも確かです(たとえばiDeCo。60歳までは引き落としが原則不可能です)。資産形成は早め早めに行うに越したことはないものの、焦ったゆえの決断は避けたいものです。 現役世代は「もう年金を払うのやめたい。自分でどうにか貯めよう/稼ごう」……と思うかもしれませんが、不払いという選択肢をとってしまうと、年金の受給資格そのものがなくなってしまうことも。脱税と同じく、避け続ければ相応のペナルティを受けてしまうものです。 「豊かな老後」は、自助努力によって勝ち取る未来なのでしょうか。日々を生き抜く社会人は、穏やかな老い先を描けないまま、今日も働いています。
THE GOLD ONLINE編集部