「世界で最も価値あるブランド」に中国企業11社がランクイン
【東方新報】英国に本社を持つ世界的なマーケティング企業「カンター(Kantar)」が消費者アンケートと企業の財務や業績の総合評価でランク付けした「ブランドZ世界で最も価値あるブランド・ランキング(Kantar BrandZ Most Valuable Global Brands Ranking)」の2024年最新版100ブランドの中に、合計11社の中国企業がランクインした。 世界の10位にランクインした「騰訊(テンセント、Tencent)」は、中国企業の中では最も価値あるブランドとなり、次いで2位「貴州茅台酒集団(Kweichow Moutai Group)」、3位ハイテク大手「阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)」、4位動画投稿アプリの「抖音(Douyin)/ティックトック(TikTok)」が続いた。 中国ブランドの中の順位は、家電大手「海爾(ハイアール、Haier)」が5位、携帯電話事業「中国移動(チャイナモバイル、China Mobile)」が6位、「中国工商銀行(ICBC)」が7位、通信機器メーカー「華為技術(ファーウェイ、Huawei)」が8位、「中国平安保険(Ping An Insurance)」が9位、電子商取引サイト運営会社「拼多多(Pinduoduo)」が10位、飲料水メーカー「農夫山泉(Nongfu Spring)」が11位だった。 中国ブランド11社のうち、「騰訊」のブランド価値は1352億2000万ドル(約21兆3039億円)、「貴州茅台酒」の855億7000万ドル(約13兆4816億円)、「阿里巴巴集団」の699億5000万ドル(約11兆206億円)、「抖音/ティックトック」の604億ドル(約9兆5160万円)と評価された。 グローバル・トップ100ブランドの総価値は、昨年比20パーセント回復し、8兆3000億ドル(約1307兆6650億円)に達し、世界のトップブランドの今年の回復力が鮮明になっている。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。