「太陽フレア」が発生、世界各地でオーロラや磁気嵐を観測 GPSなど影響の恐れも
日テレNEWS NNN
太陽フレアと呼ばれる太陽表面の爆発現象が相次いで発生し、世界各地でオーロラや磁気嵐が観測されています。GPSなどに影響が出る恐れもあるとして、情報通信研究機構が注意を呼びかけています。 情報通信研究機構によりますと、日本時間の今月8日から11日にかけて、太陽フレアと呼ばれる太陽表面の大規模な爆発が合わせて7回、確認されたということです。 この爆発によって太陽から放出された強い磁場の影響で、世界各地では普段はオーロラが見られない地域でもオーロラが観測されました。 また、茨城県石岡市にある気象庁の地磁気観測所でも、11日未明から磁場が大きく乱れる「磁気嵐」が観測されていて、1924年に観測を始めて以降、9番目に大きな変動幅だということです。 情報通信研究機構は、人体への影響はないものの、今後数日間はGPSや一部の通信に障害が出る恐れがあるとして注意を呼びかけています。