「水谷豊も成宮の復帰を歓迎」 芸能活動再開・成宮寛貴の周囲で何が起きているのか
電撃引退から8年の時を経て、芸能活動を再開させた成宮寛貴(42)。そんな彼が「俳優業への本格復帰」を宣言した場所が話題となっている。にわかに騒がしくなり始めた成宮の周囲で、いま何が起きているのか。 【写真を見る】「目の形ソックリ!」の趣里…両親「水谷 豊」「伊藤 蘭」と並べてみた ***
「8年ぶりに俳優の仕事を再開しました。いま、ドラマの撮影をしているんです」 11月4日、意外にも住之江ボートレース場(大阪市)に現れた成宮は、自ら近況をこう明かした。 この日、トークショーのゲストに呼ばれた成宮をひと目見ようと、30~50代の女性ファンを中心に約1000人の観客が詰めかけ、会場は異様な熱気に包まれていた――。
熱視線を送る業界関係者
2016年、薬物使用疑惑が報じられた成宮は疑惑を否定したものの、芸能界引退を決断。海外へ渡り、アパレル事業などを手がける実業家へ転身したが、今年7月、公式ファンクラブの開設を発表し、その動向に再び注目が集まっていた。 「9月に成宮がブランドディレクターを務めるフェイスマスクとタオルが発売されたかと思えば、10月にはABEMAで来春配信予定のドラマ『死ぬほど愛して』で俳優復帰と報じられるなど、ここにきて表舞台での活動を加速させていた」(スポーツ紙記者) 冒頭のトークショーも、ドラマの撮影が休みだったために出演できたという。そんな成宮にテレビ局側も熱視線を送っていると話すのは民放キー局関係者だ。 「彼のインスタグラムのフォロワー数は67万人を数え、人気は健在。もともと演技力には定評があり、配信予定のドラマに業界関係者の多くが興味津々といった様子です。ネットフリックスの配信ドラマ『極悪女王』で高い評価を得た唐田えりかや『地面師たち』で存在感を見せたピエール瀧など、過去のスキャンダルを演技ではねのけ“復活”を遂げたケースは最近、少なくありません」
水谷豊も歓迎の姿勢
成宮といえば、水谷豊演じる杉下右京の3代目相棒を務めた刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)が代表作に挙げられるが、 「すでにシーズン23に突入した相棒ですが、制作サイドは成宮さんの復活を真剣に検討していると伝えられます。これだけの長寿番組ですから、昔からのファンも数多い。今年元日に放送されたスペシャル版で成宮さんの過去映像が流され話題になったように、右京と甲斐享の再共演を待ち望む声はいまも消えません」(前出の関係者) 今回の俳優復帰宣言はその流れを後押しするものだが、さらに水谷豊の意向も無関係でないとか。 「水谷さんは歴代の相棒との共演を構想しているとされ、成宮さんの復帰には以前から歓迎の姿勢を示していた。8年前の一件も、何か事件を起こしたわけではなく、疑惑を報じられたことを受け、本人の意思で引退を決意したに過ぎない。つまりテレビ局側にとって起用に向けた障害はないといっていい」(同)