乃木坂46田村真佑、後輩・池田瑛紗との旅で“お姉さんキャラ”発揮も「こんなに明るい人じゃなかった」<乃木坂、逃避行。>
乃木坂46のメンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。」の第7回が、8月30日(金)にLeminoで独占配信される。今回から始まる旅は番組史上初めて同期メンバーではない組み合わせとなり、4期生の田村真佑と5期生の池田瑛紗が登場。岐阜・郡上八幡を舞台に、日本らしい夏の1日を楽しんでいく。 【写真】“つかみ取り”で見事に鮎をゲットしてニッコリの田村真佑&池田瑛紗 ■共通点が多い2人の旅に ここのところ田村と池田の接点は多い。アニメ好き同士でアニメ「ATRI -My Dear Moments-」(TOKYO MXほか)のオープニング曲「あの光」の歌唱メンバーに選ばれ、田村を団長にした軍団「まゆたん協会」を田村と池田、一ノ瀬美空、菅原咲月、小川彩で結成したばかり。夏真っ盛りの中で2人が向かったのは、郡上踊りが名物の、清流に抱かれた岐阜の郡上八幡だ。 「乃木坂、逃避行。」での過去の旅は、北海道(梅澤美波、久保史緒里)、山陰(遠藤さくら、弓木奈於)、沖縄(五百城茉央、井上和)と著名な観光地が続いたが、「涼しい所で、涼しく遊びたい」(田村)とのコンセプトで選ばれた今回の郡上八幡はかなり通なセレクトだろう。時が止まったような街並みと街を流れる川の澄んだ流れ、背後の山々との組み合わせは、いかにも日本の夏の原風景で美しい。4期生と5期生、それぞれの期の最年長同士でもある田村と池田が「大人の夏休み」を過ごしていく。 下駄専門店で色とりどりの鼻緒の柄を見つけたところで、田村の気遣いが光る。鳥の絵柄が好きだという池田に「鳥が好きなの?」と反応したり、池田が選んだタヌキ風の鼻緒に合わせて、色違いのタヌキ柄の鼻緒を選んでおそろいの下駄が完成。一緒に歌ったユニット曲「ぶんぶくちゃがま」(35thシングル『チャンスは平等』収録曲で、田村がセンター)にちなんだかわいらしい下駄になった。 この旅で、池田はグルメをたっぷり味わいたいという目標も掲げていた。その通りにみたらし団子を「お団子における欲望の全てが詰まっている」と称賛したり、お昼には「体が求めている」とうなぎの風味と香りに舌鼓を打ったり。鮎のつかみ取りに挑戦する頃にはすっかり夏休み中の子どものようなテンションになっていた。田村にも完璧に心を許しているようだ。 ■池田、私生活でサイクリングにハマる「走ってて楽しいです」 4期生最年長の田村はよくMCの仕切りなどを任されてきたが「こんなに明るい人じゃなかった。人前に出るようになって、めっちゃ明るくなったな、自分」と加入からの変化を実感。親しみやすくて愛らしいお姉さんキャラクターを池田の前でも見せている。 現役の東京芸術大学生で、番組のキービジュアルも描いた池田は最近、サイクリングに熱中しているという。「東京都心のど真ん中のビル群とかって、非現実的過ぎて走ってて楽しいです」と芸大生らしい独特のワードセンスを発揮。お団子や鮎の味わいを評するときの言葉選びもオリジナリティーがある。 真夏の全国ツアーに36枚目シングル「チートデイ」のプロモーションと、忙しい夏のさなかでも、池田は「逃避行するほど普段のお仕事逃げるようなものじゃないですよね」とさらりと言ってのけた。25歳の田村と22歳の池田は、まだまだアイドル真っ盛り。青空と緑の下での「大人の夏休み」を経て、全力でこの夏を楽しんでいく構えを見せている。 ◆文=大宮高史