「クボとムバッペの一騎打ちはCLラウンド16で最も興味深い試合の1つ」 ソシエダ対PSGのカギはサイドの攻防にあり
ソシエダがPSGに勝つには久保の力が必要
先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント組み合わせ抽選会の結果、久保建英が所属するレアル・ソシエダはベスト16でパリ・サンジェルマンと激突することが決まった。 ソシエダは昨季ファイナリストのインテルをも抑えてグループを首位通過したのだが、ベスト16でPSGと激突とは少々くじ運がなかったと言える。単純な戦力評価では、やはりPSGの方が上だろう。 この対決のカギを握るのは誰なのか。スペイン『as』がキーマンに挙げたのは、ソシエダの久保、そしてPSGのFWキリアン・ムバッペだ。 「タケ・クボとキリアン・ムバッペの一騎打ちは、チャンピオンズリーグのラウンド16で最も興味深い試合の一つとなるだろう」 ムバッペは中央でプレイする機会もあるが、主には左サイドからの仕掛けを得意とする。一方の久保は右サイドに入ることが多く、このサイドの攻防戦は1つのポイントになるだろう。 気になることがあるとすれば、1月より始まるアジアカップ2024だ。決勝は2月11日に予定されているが、ソシエダとPSGの1stレグが行われるのは2月14日と間隔がない。仮に日本代表が決勝へ進んだ場合、久保は1stレグを回避する可能性も出てくる。 ソシエダとしては久保を中心に戦いたいはずだが、果たしてこの決戦を制するのはどちらか。ムバッペVS久保は日本のサッカーファンも楽しみにしている対決だろう。
構成/ザ・ワールド編集部