舘ひろし「あぶ刑事」撮影中も途中で帰った過去 まさかの理由を柴田恭兵が暴露「舘さんを女性が…」
俳優の舘ひろし(74)と柴田恭兵(72)が5日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた主演を務める映画「帰ってきた あぶない刑事」(監督原廣利)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。 【画像あり】格好いい愛車「日産レパード」とタカ&ユージ 1986年10月に第1作のドラマが放送されて以来、型破りな刑事タカ&ユージの活躍を描き、38年続く人気シリーズ。2016年1月公開の映画「さらば あぶない刑事」以来、8年ぶりの最新作が5月24日に公開された。 公開に向け怒とうのプロモーション期間を駆け抜けた2人にとってこの日が最後のPR活動。舞台に登壇した舘は、名コンビ復活を喜ぶファンへ改めて感謝した。 続けて38年という長い期間最強タッグを組んだ舘について柴田が「日本一わがままな俳優さんなんですよ」とユーモアを交えて暴露。過去の撮影で「(舘が午後)8時台になると“お先に。(小指を見せ)これが待ってるんで”って帰っちゃうんです」と女性との約束がある日は撮影を抜け出したといい「本当に帰っちゃうんですよ。女性が舘さんをほっとかなかったから」と笑った。 これに舘は「8時からデートだから僕は6時に帰りたいって言ってるのに、6時過ぎても全然終わらなくて間に合わないと思って帰っちゃった」と苦笑し、撮影を抜け出したことを認めた。 浅野温子、仲村トオルといったレギュラーキャストに加え、ヒロインとして土屋太鳳が初参加した今作は24日の公開から3日間で観客動員数25万人を突破。週末観客動員数ランキングでは1位を獲得した。 物語は、刑事を引退し、ニュージーランドで探偵として第二の人生をスタートさせたタカ&ユージが再び横浜に戻り探偵事務所を立ち上げる。記念すべき依頼人第1号として現れたのはタカとユージのどちらかの娘かもしれないという土屋演じる彩夏。2人は母を探してほしいという依頼を受けるがやがて巨大な陰謀に巻き込まれていく…というストーリー。 38年続いたシリーズも2人は現在70代。次回作はあるのかスポニチアネックスの取材に舘は「80歳近くになるよ。難しいよ」とし、柴田も「例えば老人ホームが舞台でも難しいでしょうね」と話していた。“最後”になるかもしれない「あぶ刑事」舞台あいさつ。舘は「2人のコンビは奇跡でした。38年ありがとうございました」としみじみ語った後で「観客動員数を更新しているところです。もっと成績を上げたいです!」と笑顔。柴田は目を潤ませ「何度も言ってますけども“帰ってきた あぶない刑事”ですが、帰ってこさせてもらって、本当に感謝しています。みなさんの応援のおかげで、こんなに長く、“あぶ刑事”をやってくることができました。心から感謝しています。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。 そして最後は会場に電話の着信音が鳴り響き、電話をとった柴田が「はいこちらタカ&ユージ探偵事務です。はい。はい。“関係ないんで”」とユージとして披露。「なんだってまた大暴れしてるんだって。行こう!」と声をかけ、舘が「OK!」と答え、劇中の掛け合いを披露し、大歓声が飛び交う会場を後にした。